焦らない!リコール数の 月間50人以上増には6ヶ月以上かかる

患者とスタッフ
「歯科衛生士も多い、ユニットも余っている」このような状況が続くと、医院の課題はリコール増になります。

もちろん、予防管理型歯科医院づくりにシフトしていくためにリコール増は永遠の課題ではありますが、上記のような状況が続くと院長はどうしても焦ってしまいます。

「なぜ、うちの医院は自分だけ忙しくて・・・」というようにです。

しかし、リコール増はどの医院でも時間がかかっています。

そこで今回は「どれぐらいの時間をかけてどれぐらいのリコール数を増やしていくか」という目安についてお話しします。

焦りが少しでも和らげば光栄です。

リコール増に取り組む前に準備が必要です

1ヶ月の延べ患者数が約900人、リコール数が平均50人/月の医院。

今まで予防歯科を掲げていたものの、片手間感があったところに勤務医の先生が辞めることになり、代わりは見つからず……。

しかし、ピンチはチャンスと捉え、勤務医が見つかるまで「予防管理型へ本格的な変貌をしていこう、これでダメなら当院で予防管理型は断念しよう」と決意しました。

そして院長から「何から始めたらいいですか?」という相談がありました。

現状、予防歯科については、初診カウンセリングと治療終了後にメインテナンスの重要性の話はしているとのことです。

何から始めるにしろ、この調子で始めても息切れしそうです。

予防管理に向かって色々始めたものの、勤務医は見つからない、リコール数は増えない……このような状況にあなたなら何ヶ月、何日モチベーション維持ができますか?

この誌面でも何度もご紹介していますが、予防管理型へ脱皮するために最初にすべきことは、医院ビジョンの共有と現在のメインテナンス来院者の感想の声を収集し、院内で共有することです。

これらを最初に行う目的は何でしょうか?

何を始めるにしても予測力不足は、ビジョン実現の【軸づくり】の天敵です。

口の中

 

焦らない!リコール増には他院も時間がかかっています

リコール来院数が平均50人/月の医院が、100人/月になるためにかかる時間は、最低でも6ヶ月、つまり180日以上。

150人/月となるには、さらに6ヶ月以上かかります。

なぜか?

「医院が説明する → リコールになる患者」は全体の2割程度です。

これを歯科医院にとっての関心層と言います。

平均50人/月は、この関心層は網羅したという証拠です。

それ以上にリコール数を増やすには、今メインテナンスに無関心な層の行動を促すことが必要です。

眼中にない相手を口説くには、想像に難しくないでしょう。

(※関心層、無関心層についてはユメオカ「完了比較カウンセリング教材」に詳細説明があります)。

逆に150人/月を超えると、通常それまでの2倍のスピードで増えていきます。

要は、予防管理型にシフトチェンジするには、時間がかかるのです。

その時間は180日以上です。

手応えを感じる時もあれば、期待通りの手応えを感じられない時があるわけです。

モチベーションを維持するには、あらかじめ180日は必要だという予測を持つことです。

これが、先に述べた【最初にすべきこと】の目的です。

なぜ自分たちが予防歯科にしたいのかを噛みしめ180日、毎日粛々と進めていくための合言葉です。

どんなに強く決断しても、光が見えないトンネルを駆け抜けるのは、不安なものです。

 

1アクション
リコール50人/月増の目標は、6~9ヶ月後に設定する。

この内容を動画(約2分)で詳しく説明しています。

 


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▶「初診・治療計画・補綴計画・リコール」などカウンセリング教材


 


ABOUTこの記事をかいた人

丹羽 浩之

株式会社ユメオカ代表 丹羽浩之。ユメオカとは「夢とお金の作戦会議」の略。2004年に独立後、現在までに教材は30種類以上を開発し、全国3,000医院以上がユメオカ・ノウハウを活用し予防型経営に取り組んでいる。そして全国8名の提携コンサルタントによるコンサルティング、【会員制】予防型経営★実践アカデミー、【会員制】歯科『採用★定着』実践ラボを主催している。また予防歯科、予防医療の普及に最も精力を注いでいる。座右の銘は「得意淡然、失意泰然」。