2020年4月の新型コロナの影響拡大による緊急事態宣言が発令された時、院長自身がどう乗り越えていけばいいか分からず、スタッフとの意見の食い違いなどもあったことと思います。
同時にこのような有事こそ院長1人の限界を感じ、スタッフの力を痛感したこともあったと思います。
平時の院長とスタッフの関係性や意思疎通が、有事の時こそ浮き彫りになり、あらためて課題が分かってよかったという医院さんもあることでしょう。
そして大阪府泉大津市のとしな歯科医院さんではこの有事の時、スタッフが来院される患者さんに寄り添う企画を自ら話し合い、実行してきました。
その1つがマスクプレゼントです。院長もこの危機に焦ることなく、いつもの笑顔で、スタッフを見守りながら冷静に対応されてきました。

このように「有事も平時も自分らしくいられる」という院長が一番たくましいと私は思います。
そこで、としな歯科医院 年名淳院長との対談(これは2020年4月収録でコロナ危機が最も高まっていた時期です)を行いました。
また、としな歯科医院さんは「自分が受けたい治療」を追求し、「待たせない・削らない・怒らない」を経営理念「安心・信頼・リラックス」をカンパニースピリッツに掲げています。
そして、としな歯科医院さんの特徴は【 スタッフの満足度 >> 患者満足 】です。
その結果、ユニット6台で12名の歯科衛生士が在籍し、求人していないのに応募があり続ける医院になりました。この現象はコロナ危機前からずっと続いていることです。
そんな医院を大阪府泉大津市で経営するのが院長の年名淳さんです。年名先生はいつも、誰に対しても自然体です。というのは、成功している医院の院長によくありがちな「(同業者に対して)俺の方がスゴイ」「大きく見せたい」といった“匂い”が全くしないのです。

それを一言でいえば「肩の力が抜けていて、自然体」という表現になります。
Withコロナの時代になり、医院規模拡大、患者数(レセプト数)追求型の経営が終焉を迎えようとしています。そんな中で、年名先生の経営スタイルの話は、これからのWithコロナ時代を生き抜く若い院長方の心に響くことが多々あることでしょう。
- 【医院概要】
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- 開業22年目
- ユニット6台で歯科衛生士12名
- 開業以来15年間はずっとフル診療で院長中心型(今は週3日診療)
- スタッフは辞めない、募集してないのに応募が続く
そこで、年名先生に「自分が受けたい治療を追求する!遠方からも患者さんが集まる医院づくり」「女性は高等動物!女性を敬い任せるマネジメントの極意」の2つのテーマでお話を伺いました。


そのため、このインタビュー教材は次のような院長向けです。
- これから規模拡大の時代ではない、自分に合った経営スタイルを模索している
- 今はフルで診療しているが、近い将来自分は週3日診療ぐらいにシフトしたい
- 女性スタッフをうまく活用する経営を心掛けているが、何か違う感じがしている
そして、インタビュー内容は【前編】【後編】に分かれており、その内容は次の通りです。
■インタビュー内容■
としな歯科医院 院長 年名淳様
インタビュアー:丹羽浩之(ユメオカ)
【前編】 (50分)
自分が受けたい治療を追求する!
遠方からも患者さんが集まる医院づくり
- ご自身が精神ストレスに弱いから分かったこと
- 4回目ではじめて治療する治療の考え方
- 患者さんを依存させない理由
- 患者さん個々の4つの事情を踏まえたカウンセリング
- 1600日以上継続している毎日ブログの効果とネタ探し
- これからのYouTube活用
前編のインタビューの一部
【後編】 (63分)
女性は高等動物!女性を敬い任せるマネジメントの極意
- 開業以来15年間はフル診療で院長中心主義
- 院長の在り方が変わったきっかけ
- 女性はなぜ高等動物か
- 女性を「活用する」ではなく「敬う」経営とは
- 院長やチーフの役割
- フル診療から週3日診療で回るようにする方法
- 見学から採用までのプロセス
- DHスタッフ2人のインタビュー(動機、やりがい、これから)
後編のインタビューの一部
Withコロナ時代になり『ビジョン・平時の関係性(スタッフ&患者さん)の大切さ・診療システム』を見直す必要性をひしひしと感じている院長も多いと思います。そんなときこそ、この教材にヒントが多くあり、心に刺さるメッセージをいくつも受け取れるでしょう。
それでは最後に、このインタビュー教材の価格です。
DVD1枚とリライト(文字起こし)がついて合計19,500円(税・送料込)です。
なお、決済方法はクレジットカード、代引き、銀行振込のいずれかとなります。
