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予防管理型歯科医院を高く売却できる理由

2023年現在、歯科医院の承継や譲渡において、治療型歯科医院(以下、治療型)と予防管理型歯科医院(以下、予防型)は同じ評価になることが多いです。

たとえば売上1億円、利益1000万円の2つの医院があるとします。
1つは、自費率が高く、売上のリコール割合は10%程度の治療型です。
もう1つは、リコールの売上割合が50%以上の予防型です。


不思議なことに、内訳は異なるのに両医院とも売却価格は同等になる傾向があります。
なぜなら売却価格を決める際には、3期分の決算書だけを基準とし、過去の取引事例と照らし合わせて決定されることが標準的なためです。
一般のM&A会社に価値算定を依頼すると、決算書の提出のみが求められ、決算書しか見られないことが普通なため、こういったことが起こります。

一方、他業種でM&Aが成熟している業界では、決算書以外に【成長性・安定性・確実性】という3つの要素を考慮して価格を判断します。
これは、上場企業のM&Aにおいて必須となっています。
買い手としては、こういった
無形価値こそが今後の事業発展に欠かせない要素になるためです。

以下の表は、その無形価値を治療型と予防型に当てはめ比較したものです。

NO項目治療型予防型
1)成長性
2)安定性
3)確実性

全体的に、予防型の方が無形価値は高い傾向となりました。
理由としては予防型の場合、

1)「コロナ後に患者さんの口腔ケア意識が高まってきた」「2025年から国民皆歯科健診がはじまる」
2)同じ売上の場合でも、予防型は「患者数も多く、リピートの割合が高い」
3)長くお付き合いしている患者さんが多く、離れにくい

といった要因があるためです。

このように、予防型には決算書には表れない多くの無形価値が存在します。
しかしながら、現在の状況では、これらの無形価値は売却時に評価されにくい傾向にあります。
むしろ、一般のM&A会社ではそれらを
「評価できない、説明できない」というのが事実でしょう。

『なぜ、予防型はユメオカに依頼すると高く売却できるのか?』

ユメオカが予防型を高く売却できる主な理由をご説明いたします。

1)予防型を熟知

これまで18年に渡り、さまざまな予防管理型歯科医院とコンサルティングなどで関わってまいりました。
そのため「無形価値=買い手にとって有難い価値」という熟知しています。

2)全国のビジョンある医療法人グループと連携

現在、ユメオカは予防型の未来とビジョンを共有している全国の医療法人グループから、共存共栄型の買受けを依頼されており、その数は年々増加しています。
これは、既にビジョンに基づいて買受けを進める買い手が存在するためです。


このように、一般のM&A会社のようにマッチングが目的の場合、価格は相場(過去の取引価格)から決まるのが標準的です。
一方でユメオカのように
ビジョンを目的に買い取りを進める場合は、価格はそのシナジー(相乗効果)価値主導となります。
以上が、ユメオカが予防型を高く売却できる理由です。