予防型歯科医院は、何よりも【継続性】が求められます。
そのため、「医院承継をして開業する」、親族でなくてもこういう開業の仕方が今後は普通になるでしょう。
また、医院統合を進めて生産性を高め、スタッフに給料として還元するという医院も増えるでしょう。
そこで重要なのが、医院価値です。
「自分の医院を売却したら、いくらぐらいになるのだろうか」という疑問を抱く院長は、これからどんどん増え続けます。
そこでこの度、ユメオカではそのような要望に応えるべく、必要な情報を入力すれば、医院価値などが自動算出されるサイトをつくりました。
今回は予防型歯科医院が継続性を求められる理由と、ユメオカによる医院価値の自動算出サイトについて説明します。
後継者不在でも予防型歯科医院が継続性を求められる理由

あなたはご自身の出口戦略をどのように考えていらっしゃいますか。
「後継者もいないので清算も仕方ないかもな」、そう漠然と考えている院長もいらっしゃることでしょう。
治療型歯科医院であれば、後継者不在による清算というのも仕方ないかもしれません。
しかし予防型歯科医院は、そうではないと私は考えています。
というのも、予防型歯科医院には
・10年以上に渡って通い続けてくれている患者さん
・長く通ってくれている患者さんを長く寄り添ってきたスタッフ
が、治療型よりも圧倒的に多くいます。
このような患者さんやスタッフにとって
「院長が高齢で後継者もいないので医院を閉める」
となった時、非常に大きな喪失感が生まれ、大きな不安に感じるのです。
なぜなら、患者さんはその医院を信頼し通い続けています。
そして自分の口の中の経緯について、
・長く知ってくれているスタッフ
・写真やデータを蓄積しているシステム
が、その医院にあります。
このように長い時間かけて築いてきた信頼関係や蓄積データがなくなるというのは患者さんにとって大きな損失であり、やりきれない不安が増大するものです。
そして同時に、医院にとっても価値ある資産がなくなってしまうのです。
このような理由から私は、予防型歯科医院こそ継続性が求められると考えています。
継続性を高めるためには出口戦略が必要です

もちろん院長自身も「できれば清算したくないが、後継者不在のため仕方ない」という想いでしょう。
このような院長にとっては
第三者への承継
も選択肢の1つに入れた出口戦略を考えておくことで、医院の継続可能性が高められます。
その際に重要なのが、引き継ぐ歯科医師に
・引き継いで育てる期間を設ける
・買いたいと思われる医院にしておく
ことです。
それにはまず、買う側が「買いたいと思う医院」はどういう医院なのか?ということを明確にする必要があります。
そこから準備し取り組んでも10年はかかるため、できるだけ早くご自身の【医院価値を高める方向性】を明確化しておくことが大切だと考えます。
具体的には、10年前は同じ医院価値だった医院でも、この方向性を明確にして取り組む医院とそうでない医院では、医院価値が3~5倍の違いになることがあるでしょう。
現状の売却額の決め方は今後、変化していきます

医院売却する際に売却額を決めますが、現在の医院売却額の決め方は「引退したい院長が老後に欲しい退職金」が大半です。
これってよく考えるとおかしいですよね。
つまり売却額ありきで、専門家がいろいろと理屈や計算式をつくって理論上、正しいようにしているのが実態です。
実際、私の友人で会社の売買を行っている公認会計士も「価格は先に決まっていて、我々はそれに合うように理論づけしている」と言っていました。
私はこのような価格の決め方は近いうちに崩壊すると思います。
なぜなら「買い手」のことを全く考えていないためです。
買う側としては「売り手の欲しい退職金」ではなく「適正な年数で回収できる」「また、頑張れば回収が早まる」と納得できる価格で買いたいからです。
そこで、この度ユメオカでは、買い手にとってメリットが明確にできる【予防型歯科医院の現在価値を算出するサイト】をつくりました。
このユメオカ式の算出ポイントは
●同じ売上・利益の医院でもリコール率が高い方が高く評価される
●自費率が一定以上高い医院は、価値評価から差し引かれる(院長依存の高い治療が多いため)
の2つが特徴です。
買う側からすると、リコール率が高く安定した医院の方が承継するにもリスクが少ないし、可能性があること。
そして自費が現院長に依存した治療だと、現院長がいなくなれば自費率が自然と落ちることを計算に入れています。
そして、このサイトでは医院の現在価値を確認できるだけでなく、これから価値を高めるための改善策も分かります。
入力は10分程度できますので、医院現在価値の算出を下記から行ってみて頂ければと思います。
ここで得られる内容は
・医院価値とその根拠
・重要指標7つのABCランク付け
・4つのタイプのどこに該当するか
・今後、医院価値を高めるための対策レポート
で、これらは全て【無料】で得られます。
▼ユメオカ式現在価値算出サイト(10分で入力して自動算出)
1アクション
現在価値算出サイトで現時点での医院価値を算出する
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これまで予防に注力してきた予防管理型歯科医院の承継に関する相談は、ユメオカにお問い合わせください。
予防管理型歯科医院について詳しい知識を持たない一般の承継仲介会社は、財務諸表だけを見て売却価格を決定する傾向があります。
しかし実際、予防管理型歯科医院には「リコール数・スタッフの在籍年数・保険自費割合」などの無形価値が多くあります。
ユメオカではその無形価値を評価します。そして「買い手先は見つかるのか?」といった不安にも過去の経験から「貴院が見つかりやすいか否か」もお答えできます。
また、「承継はまだ数年先と考えている」という方には、承継準備に関するサポートも行っております。
承継に関する相談は無料で承っておりますので、お気軽にこちらからお問い合わせください。
その他、ユメオカでは予防型歯科医院経営のマネジメントに関する教材を多数ご提供しております。
教材の詳しい内容・ご購入につきましては、こちらよりご確認ください。
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