これは他のスタッフや院長からかけられる声よりもずっとやりがいにつながります。
また、この声の記憶は長く続き、「患者さんにより貢献したい」という気持ちが新たな学ぶ意欲も生み出します。
しかし、多くの歯科医院さんでは患者さんの声を集めて皆で共有する習慣が少ないです。
費用をかけずに、もっともスタッフにやりがいを生み出す患者さんの声についてお伝え致します。
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スタッフの一番のやりがいは患者さんの声
歯科医院で働いていると毎日が地味な仕事の連続で、スタッフの方々は「隣の芝生は青く見える」というように他の仕事に関心がわいてくることがあります。
例えばアパレルでの販売やホテルのサービスなどです。
他業界で働いたことがあり、歯科界に転職されたスタッフがよく言われることに患者さん(お客様)から言われる「ありがとうの質が違う」があります。
それは例えば一般のサービス業では「よく(サービスを)してくれてありがとう」です。
そして、歯科医院から他業界に転職される方の理由は様々でしょうが、他業界に行くと「ありがとうの質が違い、やはり歯科の仕事に戻りたい」と言われる方が一定いるのも事実です。
歯科では「そんなことは知らなかった、教えてくれて本当にありがとう」「とても口の中がスッキリして、今日から充実した日々が送れそうです」などです。
もちろん、受け身で仕事をしていれば、歯科医院でもこのような言葉はかけて頂けません。
しかし、自分次第でやりがいが増える仕事が歯科なのです。

「子供への最高のプレゼント」が予防歯科という1人の親御さん
そして、その事例を1つご紹介します。
日本経済新聞のコラム欄に山形県酒田市の日吉歯科診療所に通い続ける平田牧場社長の方の記事が掲載されていました。
それを要約しますと【口腔内の健康で豊かな生活という診療所の考えに感銘を受け、2人の子供は20歳を過ぎても1本のむし歯もない。
親として子供に最高のプレゼントを贈ったと思っている】という内容でした。
生活と口腔ケアの関連を伝え、習慣を根付かせることで「子供に親として最高のプレゼントをおくれた」と感謝される仕事は、本当に素晴らしいと思います。
もちろん、そこには単なるメインテナンスの処置をするだけでなく「予防歯科」の大切さに気づかせ動機づけしながら、通い続ける習慣をつくっていただく大変さがあります。
また、そのためのスキルを向上させる必要もあります。
そして、それが「他人の人生に大きな影響を与えられる」「何にも代えがたいプレゼントを最愛の人に提供できる」に結びつく職業は多くはありません。
そこで1つご提案です。院内で今まで予防歯科に通われてきた患者さんからかけられた言葉で印象に残っているものを1人1つずつ全員で共有してみてはいかがでしょうか。
「そんな患者さんがいたのか」と新たな気づきにつながり、地味な毎日の中にワクワクする希望や新たなやりがいが見つかるかもしれません。
この内容を動画(約2分)で詳しく説明しています。
【動画解説】スタッフにとっての最高のやりがい
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