なぜなら「正しい」「正しくない」は男性には話が通じやすいですが、理論よりも感情が先の女性には響かないのは皆さん実感されていることでしょう。
この状況を打開する簡単な2つの言葉があります、それをご紹介します。
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1 スタッフと分かち合えない院長が発しない「2つの言葉」があります
某医院で働くスタッフは、とてもテキパキと働き、他スタッフの嫌がる資料作成やマニュアルづくりもどんどんこなしています。
しかし、いつも表情は強張った感じで、少し近寄りがたい雰囲気もあります。
それって、うちの医院のスタッフ?とドキッとされた方もいるのではないでしょうか。
そのようなスタッフの普段の様子を院長に聞くと「よく頑張ってくれているが、感情に波がある。機嫌が良くない日は、ドアを閉める音が大きかったりと、すぐにわかる」と大抵、言われます。
実際に私が面談してみると彼女から次のような一言がでてきました。
「(どうせ)私は、この医院に必要とされてませんから。評価も他スタッフより低いですし……」。
院長にこの点を確認すると「評価が低いなんて言ったこともないし……なぜだろう」とのことです。
実はこのようなケースは、スタッフが見せる悪態程度の差はあれ、よく起こりがちです。
このようなケースに遭遇すると「女性は難しい」と思わず院長に同情してしまいます。
なぜ女性スタッフは院長が言葉にしてないのに「自分は必要とされていない」というのを院長の立ち振る舞いで、(誤解を含めて)敏感に感じ取ってしまうのか?
繊細すぎると片づけて諦めるしかないのでしょうか?
この点について、テンダースペースを運営する、歯科衛生士育成メンターの岡村乃里恵さんに、貴重なヒントをいただきました。
それは「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない院長の医院で、このようなことがよく起きるという話です。

「正しさ」の教育よりも重要で強力に効くスタッフへの言葉がけです
私はハッとしました。男性脳は「正しい、正しくない」で判断しがちですが、女性脳はそうではないことはよく知られている話です。
冒頭の女性スタッフのように一見、論理的に正しいことをできるスタッフは、男性にとっては、安心と信頼を持て、こっちの気持ちは分かってくれていると思いがちです。
しかし男性にとって【正しさ】が最終目的であっても、女性にとっては【正しさ】は手段でしかないようです。
つまり、正しいことをする→共感、承認を得られるという途中経過なのです。
それが伝わる言い方や態度が見えたところで、女性は目的を達成すると言っても過言ではないのです。
その一言が「ありがとう」「ごめんなさい」だと私は気が付きました。
しかし「ありがとう」は比較的小さなことでも言えても、「ごめんなさい」は難しいのが私の実感です。
男性脳で考える以上は「ごめんなさい」と思える事態は出てきづらいです。
そこで、まずは小さなことに「ありがとう」から。
これが積極的に動くスタッフにとって、お金ではない一番の報酬です。
例えば「頼んだ資料を持ってきてくれた」といった依頼したことから「院長が見やすいようにカルテをセットしてくれていた」といったちょっと気を利かせてくれた行動にです。
私のように男性脳に支配されていてスタッフ定着に悩む院長には、これがはじめやすいように思います。
この内容を動画(約2分)で詳しく説明しています。
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