同じことを伝えるにも「上手く伝わるスタッフ」と「上手く伝わらないスタッフ」がいます。
ここでは、その理由とコツをお伝えしています。
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院長の指摘が伝わらない、そこには理由があります
女性スタッフには、気を配って話をしているつもりでも、その反応に戸惑うことも多いのではないでしょうか?
例えば、院長が「スケーリング時にはもっと‥‥」と指摘しても、従順に受けとる子もいれば、なんとなく不機嫌になる子もいます。
これは、院長のコミュニケーション能力の問題でも、スタッフ個々の性格の問題でもない場合があります。
その一つが、スタッフの年代。
新人と中堅そしてベテランのスタッフでは同じ指摘を受け取り方が異なります。
その根底には「院長に対する見方」の違いです。
私はそのことを22年のキャリアがある衛生士の池本珠紀さんに聞いてみました。
20歳と28歳スタッフの違い、その背景を知らずに良質なコミュニケーションは生まれません
丹羽:「例えば、スタッフが20歳でまだ入ったばかりの頃。28歳で少し経験が付いた頃、先生に対する見方がは違うのですか?」
池本:「そうですね。20歳ぐらいの時だと、たぶんすごい雲の上の人みたいな感じがして、気軽に話はできない人、『先生様』のような状態です。
ですから、あまり話しかけられても怖い‥‥‥。私は20歳の頃、怖かったです。
ですから、その子が付いている先輩がいますよね。
その先輩を通して言ってほしい。
先生から怒られるのではなくて、先輩を挟んで、ワンクッションおいて言ってほしいと思います。」
丹羽:「なるほど。先生に直接言われると、どんなことがあっても、怖いという感情が先に立ってしまうんですね。」
池本:「そうです。それから28歳の頃ですが、暴走するのは止めてほしいという感じがあります。
妙な自信があるので‥‥‥。」
丹羽:「妙な自信とは、どういう自信ですか?」
池本:「『私、何でもできる』って自信です。
本当は全然できていないことは、30歳くらいで気付くんですけど‥‥‥。
キャリアも8年付いて、ある程度、症状の良い、悪いというのも判断できるようになる。
しかも、その判断が正しければ『よし、やった』って感じになるので、その辺を先生にやんわり、『ちょっと出過ぎているよ』って止めてほしい。」

20歳前後のスタッフには「私が言うと、必要以上に落ち込むといけないから」と先輩スタッフにお願いする。
28歳前後のスタッフには「それはそれでいいけど、少しやり過ぎかもね」と指摘してあげる。
年代に注目することで、円滑なコミュニケーションのアイデアが生まれます。
この内容を動画(約2分)で詳しく説明しています。
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