口頭で伝えるだけで保証書という形で患者さんに渡していなければ、それも意味がありません。
そしてこの自費保障制度はリコール増加に大きな意味をもちます。
それについてお伝えします。
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患者さんが歯への関心を高める瞬間を認識しておきましょう
医院でよく言われる、患者の≪口腔内に対する意識の高まり≫とは、いつ起こるものでしょうか。
医院から丁寧な治療を受けた時?
それとも説明を受けた時?
どちらも答えはNOです。
患者さんが、歯への関心を高める瞬間は、メインテナンスが終わった後です。
メンテが終わった患者さんはどんな行動をとると思いますか?
治療後、化粧室の鏡や帰り道の車のバックミラーで自分の歯を見ます。
その時『今、感じている爽快感』について意味もなく振返り、ある種の達成感や心の高まりを感じます。
この瞬間を重ねることが≪口腔内に対する意識の高まり≫です。
リコールを通じ、この瞬間を重ねることで来院者が次に感じることがあります。
それは「もっと歯を白くできたらいいな」「口の中全体を改善することで、今まであきらめていたことも可能になるかも?」といったような≪欲≫です。
要は「自費を選択肢の1つにしよう」という欲、医院側の視点で言えば、自費率の向上です。
とはいえ自費診療は、車や宝飾品と違って、「欲しい」と患者さんが言っても、提供する側に躊躇が生まれることもあります。
例えば「せっかく高いお金をかけて自費にしたのに、すぐに外れてしまったら、割れてしまったら……」というリスクを医院側が考えた時です。

リコールシステムと自費の保障制度は密接に関連しています
そこで考えるのが保障制度。
ところが、例えば『セラミックなら5年保証』としたところで、患者さんの環境によって、外れたり欠けたりすることが次のリスクとなり、その一歩を踏み出せません。
しかし、リコール・システムを築いている医院は、そのリスクを避けた保障制度を作りやすくなります。
例えば『リコールに通い続けてくれていれば、5年保証』という具合にです。
これなら、安心な保障となるでしょう。
当然、医院側にとってはリコール来院時に『補綴の状況を確認したり、患者さんに状況を聞き取る』ことができます。
それによって、早期発見、早期対処が可能になります。
よくある、補綴がはずれてしまってから再治療に来られた患者さんとの間に誤解が生まれたり、それによる信頼を落としてしまうリスクを最小化できます。
つまり、リコール・システムの確立は、患者さんにとっても自然な流れ、医院にとっても安心な治療をつくる、とても理にかなったシステムではないでしょうか。
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