そしてさらに「そのカリキュラムは紙になっていますか?」と聞くと「紙にはなっていなくて自分(院長)の頭の中にはある」という回答が返ってきます。
このように教育カリキュラムはせっかくあるのに、紙になっていないだけで様々なロスが生まれてしまいます。
そこで、この教育カリキュラムが紙になっていることで、どのようなメリットがあり、活用できるか? について記しました。
Contents
院長の口頭説明だけでは教育内容はうまく伝わりません
面接をしている時、「この人は採用したいな」と思った求職者から
「貴院のスタッフ育成はどうなっているのか、教えていただけませんか」
といった質問をされたことはないでしょうか。その時、とっさに
「うちの医院ではまず1年目に基本的な知識を身につけていただくために~、そして、アシスタントとして治療の内容を学んでいただき・・・」
という具合で院長から求職者の方に説明されると思います。

しかし、この説明を聞いてその場では納得してくれても、真の納得感が求職者は中々、得られないことがあります。
なぜなら、説明だけ聞いても漠然としか理解できず、求職者は帰りの電車の中で忘れてしまうことも多々あるためです。
なぜ、このように私が言えるかといいますと、以前、新しく採用したスタッフ達に「院長から教育については、面接時にどのように聞いていますか?」と聞いても、明確な答えが返ってくるスタッフは1人もいなかったからです。
しかし、院長は「しっかり説明しているし、分かってくれているはず」と思っていました。
このことから、医院教育を入社するか否かを判断するのに重要事項として掲げている求職者をこの医院では取りこぼしていることも考えられました。
ここで分かったことは「教育内容は口頭だけではうまく伝わらない」でした。
そして、この事実を院長が受け入れられたことで、その医院は変貌しはじめました。

「教育カリキュラム」を紙面化して、すぐ効果が出始めました
そこで、行ったのは院長の頭の中にだけ入っている教育内容を職種別に教育カリキュラムとして、次のように紙面化することでした。

すると、「やる気があり、今後もさらに成長したい!」と思っている求職者を採用できるようにもなってきました。
その理由を求職者や院長に確認してみたところ、下記のような答えが返ってきました。
3年目までの教育カリキュラムを1枚の紙にしていただけたことで
・とても安心できた
・3年先の自分もイメージでき、ここなら頑張りたいと思えた
■院長
面接時に教育カリキュラムの紙を見ながら話せることで
・落ち着いて話せる
・丁寧に説明できる
・質問も受けやすい
また、職種別にこの1枚の教育カリキュラムがあることで、既存のスタッフに対しても教育内容がしっかりと伝わり、教育をしていく上での役割分担や内容の改善も進みだしました。
これらは、院長の頭の中にだけあったカリキュラムを紙面化しただけで、起きた現象です。
1枚の紙にした「教育カリキュラム」には4つの活用法があります
このように教育カリキュラムを紙にすることで、様々な効果が生まれました。
そこで、この教育カリキュラムの活用法を4つにまとめます。
面接の時に求職者に渡して、院長から説明することで、成長意欲の高い求職者に安心感と希望を与えます。
教育にあまり関心なかった求職者も、教育内容に関心を持つきっかけにもなります。
2)求人用ホームページなどに
貴院の求人用ホームページにこの教育カリキュラム概要を掲載することで、「成長意欲の高い求職者」に関心をもってもらいやすくなります。
また、ホームページだけでなく、YouTubeなどの動画でこの1枚の教育カリキュラムを説明することにも使えます。
3)新人向けに説明
入社後の新人向けに改めて説明することで「これから頑張ろう!」という意欲を引き出し、また、定期的に振り替えることで「きつい状況の中でも将来の希望も見いだせ、踏ん張る力」につながります。
4)教育担当スタッフと議論する
院長だけでなく教育を担当するスタッフとこの1枚を共有しながら「どういう役割で教育を行うとよいか」「今後の改善点はないか」で話しあうことで、よりブラッシュアップされます。

このように教育カリキュラムを紙にすることで、4つの活用法がうまれます。
また、教育カリキュラムを院長の頭の中だけにとどめておくのは、とても“もったいない“ことなのです。
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